折り込み広告
今朝の新聞の折り込み広告の中に、息子の通っていた
CG啓明館〇〇スクールのチラシが入っていたよ。
『男子〇〇人 女子〇〇人 合計〇〇人 全員合格おめでとう！』
の文字に心が躍った！！
あー 全員合格したんだ！！ みんな頑張ったね！
おめでとう！！ って、嬉しくなった。
受験結果も大々的に載っていて、合格した学校名、人数の詳細
（〇〇〇中学校 ３名合格、みたいな）みんなの頑張りが
一目で分かるようになっていた。
延べ人数なので、一人で何校も合格しているとか普通にあるから
あれだけど、このチラシでみると かなり優秀だよ！！
もう 凄過ぎだよ君たち！！って結果なの。
御三家、山手御三家、共学最難関、ぜーんぶ学校名がある。
改めて思う。
こんなにスゴイ学校に合格する子達と一緒に学べていたんだね。
こんなに優秀な子達と 下剋上デスマッチとかいって、
席順を競ったり、日々の小テストで順位を競っていたんだね。
すごく良い環境だったね。
改めて 有難い塾生活だったんだな～！！ と感謝。
でもね、母さん気が付いてしまった。
息子には御縁がなかったけれど、ずっと憧れてきた第一志望校、
見なきゃいいのに、目に飛び込んでくるのよね☆☆中学校の文字。
☆☆中学校は、同じスクールからは息子を含む３人が受験した。
合格者人数… ２人。
ってことは、息子を除く２人合格！
……言葉を失う。
一人は合格しただろうと予想がつくほど優秀なお子さんだった。
もう一人は、中学受験ツアーですか？ってほど、息子と受験する
中学校がかぶっていて、午前受験校も一緒、移動して午後受験校でも
会うみたいなことを繰り返していた。
結構粘り強く 受験ウイーク後半戦も 息子同様受験を続けていた
子だったからね、息子みたいに苦戦しているのかと 勝手に
本当勝手な想像をしてしまっていた。
結果は残酷だ。
２人 合格…
このチラシを息子が見たら…
と想像したら いてもたってもいられなくって、思わずチラシを
引き出しの中に隠してしまった。
勉強が足りなかった、
実力が足りなかった、
そう言われてしまえば それまでだ。
でも、一度大きく傷ついているのに、再度傷つくことはないよね。
もう少し時が経ってから 知ればいい現実もあると思う。
劣化を阻止せよ！
久々に会ったお友達ママに
『〇〇の受験そんなに大変だったの？』と
心配されてしまうほど、母さん お疲れ顔らしい。
久々に出張先から戻った父さんにも
『すんげぇ 老けたね、大丈夫？』とマジマジと
顔を覗き込まれてしまった。
そうね、息子の受験は これまでに経験したことの
ない 疲労感と敗北感と孤独と不安が入り乱れ、
精神的にもきつかったし、連日の受験で体力的にも
きつかったからね…と、思い当たるふしは多々ある。
何より、お肌のケアとか全然やる気にもならなくて、
そんな事より、明日の受験校のＷＥＢ出願！みたいな
日々だったので、自分の事は全く手つかずだった。
４０過ぎた母さんが、約一週間お肌のお手入れも
せずに、化粧水つけたくらいで寝ていたもんだから
普段甘やかされている（色々塗りたくっている）
肌がピキピキのパキパキになってしまったよ。涙
招集日の前日くらいから、これはヤバイヤバイと
思い出したように、水素水スチーマーを浴びてみたり
美容液を再度塗りだしたり、急にやってみたけれど
目の下のくまというか小じわというか、新たに
出現した線が消えない… 何これ？ ガーン！
また地道に水素水スチーマーを浴びてケアを続けて
行きますかね！と心に決めていたら、思いがけず
父さんからプレゼントをもらってしまった。
我が家は、実をいうと 母さんより父さんの方が
女子力が高い！
見た目ゴリゴリなのに、なぜかヤーマンが好きな
父さん。
あまりにもズボラすぎて、女子力の低い母さんを
見かねて 時々ヤーマンの美容器具を買って
きてくれたりします。笑
で、今回も劣化を阻止せよ！と言わんばかりに
またヤーマンの美容器具を買ってきてくれた。
右側の白いのが、水素水スチーマーで、かれこれ
一年位使っているのかな、これも父さんから。
高濃度の水素水をスチームしてくれる優れもの。
水色のボトルを使うと飲用水素水も作れちゃうから
出来立ての水素水が飲めちゃう。
左側のピンクのものが、今回もらったもので、
何だこれ？ピーリングと美容成分を浸透させる器具
のようです。
まだ使ってないからよく分からないんだけれどね、
こんなプレゼントをもらうほど 母さんは劣化して
いるようです。
恐ろしいね、子供の受験。
ふと思ってしまった。
第一志望校に合格された御家庭のママさんは
心も満たされて お肌までも艶々潤っていたり
するの？
いいなー！ というか、 ズルイ！
『キレイ大好き、ヤーマン。』が、
ＹＡ－ＭＡＮのキャッチコピー！
信じて頑張るぞ！
六年生が集まると
受験が終わり、毎日遊びほうけている息子。
昨日はお友達が３人遊びに来て、今日は
７人遊びに来ている。
６年生ともなると、靴のサイズも ジャンバーも
でかくて、玄関が賑やか！
あははは！
アハハハ！
笑い声が響く。
すんごい勢いで皆が階段を駆け下りて来た時は
家が壊れるかと少し心配にもなった。笑
家の前でドッチボール？ のような遊びを始めて
リビングの窓越しにチラチラ見えるんだけど、
迫力がスゴイ。
みんな地元の中学に進学するお友達。
こんなに楽しく遊べるお友達と離れてしまうことは
残念だけど、息子が選んだ道だから そっと見守って
行きたいと思う。
（しつこいけれど）第一志望校には御縁が無かった息子
だけれど、こんなに素敵なお友達と毎日笑い合っている
うちに、すーっと心が軽くなったみたいだよ。
親より友達、
親より塾の先生、
そんな風に心を許せる人や 頼れる人に出会えて
あんたは幸せだねー！
それにしても息子の部屋に６年生が８人だと
ギュウギュウ。笑
中にはリビングに下りてきて、ワンコ達と遊んだり、
母さんのおしゃべり相手になってくれる子もいて
みんな かわいい！！
ずれている父さん
父さんが福岡の出張から戻ってきた。
一週間留守にしていたので、父さんの情報、
テンション、色んな事が一週間前のまま
止まっている。
仕方のない事だけど、色々ずれていて
困っちゃう。
息子の中学受験は、第一志望校には御縁がなくて
ほろ苦いものだった。
けれど、御縁のあった某男子校も好きな学校の
一つだったので、すでに息子は 気持ちが完全に
切り替わっている。
なのに、
父さんは帰宅早々、一所懸命息子を慰める！
励ますならともかく、慰めているんだよなー。
息子は、結構打たれ強い。
今回の受験で連敗を食らった時にも 改めて思った
けれど、メンタル面は 強い方かもしれない。
私たち親の方が まいってしまうような局面でも
息子は自分の意志をはっきり示すことが出来たし、
逃げたりしないタイプだったから。
そんな息子を 今更 一所懸命励ましてみたり、
進学先の学校をべた褒めしてみたり、何かちょっと
ヘンテコな父さん。
結構話も長くなってきたなーと心配になって来た時に
仕事の電話が入り、父さんが席を立った。
クスクス笑う息子。
「心配してくれているんだと思うよ」と言ったら、
『だねー』と言い残して 今がチャンスと言わんばかりに
風呂場へ逃げて行った。
父さんは、母さんのことも心配してくれていたけれど、
私は私で 払うものを払い、招集日にも参加をして、
手続きを もろもろ済ませているので、
すっかり某男子校の保護者になった気分でいます。
父さんだけが、一週間前の中学受験終了間際の
テンションで ちょこっと おかしい。
今日はそんな日だった。
コイキング焼き
突然ですが、くりこ庵っていう鯛焼き屋さんを
知っていますか？
我が家は家族揃って鯛焼きが好きなので、
くりこ庵も結構な頻度で利用しています。
そこで年末くらいから売られているポケモンの
店舗限定らしいのですが、我が家が利用している
横浜店と みなとみらい店ではどちらの店舗でも
販売しています。
通常の鯛焼きより割高なので、これまで息子に買って
あげた事は無かったのですが、実は、中学受験中の
連敗が続いた日に、息子に どうしても食べたいと
せがまれて買ってあげたの。
１匹ずつ モンスターボールの書かれた袋に
入れてくれます。
これが、コイキング焼き！
鯉っていうか、金魚っていうか…微妙でしょ？
ポケモン史上最弱キャラなんだって。
息子は小さな頃からポケモンが大好きでしたが、
母さんは メジャーなキャラ以外は ほとんど
知らない人なので、コイキングも知らなかったよ。
息子が中学受験で連敗をくらい、精神的に とっても
きつかった時に、このコイキング焼きを食べて
私に言った言葉。
『コイキング、弱すぎて雑魚キャラで超なさけないの。
俺みたいでしょ… 』
その息子の言葉に思わずボロッときてしまい、
不覚にも横浜高島屋の壁沿いで動けなくなって
しまいました。
そんな母さんに、
『でもね、進化するとギャラドスになって
めっちゃ強いんだよ。
俺コイキング食べて明日は進化するから！』
そう言いながら 目を真っ赤にしていた息子。
あの日から もうすぐ１０日だね。
ほろ苦い思い出のままにしておきたくなくて
今日再びコイキング焼きを買いました。
コイキング焼きを食べた翌日の学校に合格を
もらったこと。
その翌日も合格を勝ち取ったこと。
思い出すと泣けてきちゃう母さんです…
高校受験で頑張るね
昨日、母さんの住む神奈川県では公立中高一貫校の
合格発表日だった。
息子の通う小学校からも何人もの同級生が受験を
している。
相変わらず大人気の県立相模原と市立南。
一期生になるサイエンスフロンティア… 等々
我が家は全く公立中高一貫校は考えていなかったので
あまり詳しくないのだけれど、倍率がものすごい事は
知っていた。
そんなこんなで 頭の片隅に合格発表の事があったのは
確かだけれど、お昼から雪が降るという天気予報だった
事もあって、午前中に銀行やら買い物を済ませて
最後に駅ビルの本屋さんに注文していた本を受け取りに
立ち寄った。
その帰り道、駅ビルから出たところで偶然同級生ママと
会ってしまった。
駅の改札から出て来ただろうママさんとお子さん。
小学校をお休みしているから体調不良？合格発表？
一瞬にして色々考えが巡ってしまったけれど、
ペコリと頭を下げて 足早に立ち去った。
正直なところ、同級生のママ達には 受験のことや
息子の進学先とか根掘り葉掘り聞かれたくないし、
まだ話せるほど気持ちに余裕はない。
そんな私に 後ろから『〇〇君ママ！』と声をかけて
呼び止めてくれた同級生のママさん。
振り返ると、『合格発表、見に行ってきたの』
大粒の涙を流しながら 無理矢理笑うママさん。
気まずそうなお子さん。
なんと声をかけていいのか分からなくなってしまった。
ママさんの涙が結果を物語っていたから…
そっか そっか、と、彼女の腕をさすることしか
出来なかった私。
気の利いた言葉の一つも出てこなくて、ごめん。
お子さん本人もいたのに…
『ダメだったよ… 高校受験で頑張るね… 』
そう話すママさんの言葉が重すぎて、
今の自分が恥ずかしくなってしまった。
続けて彼女は、気丈にも、
『午後は〇〇中学校の説明会に行かなきゃ…』
と口にした。
そうだった、すっかり忘れていたが、地元の中学校の
入学説明会と公開授業がある日だった。
そして土曜日の今日は 体操着などの販売日だ。
果敢に公立中高一貫校の受験に挑戦したのにも関わらず
結果が思わしくなかった御家庭もあるだろうに、
気持ちの整理をつける時間も与えずに地元中の説明会とは
なんと残酷だろう。。。
何度も何度も私立を受けまくった息子の受験とは違う
一発勝負の公立中高一貫校受験の厳しさを痛感した日
だった。
知らない番号からの電話に胸が高鳴る
お昼過ぎ、家の電話が鳴った。
知らない番号からの電話だった。
『神奈川県からです』と電話機が知らせてくれる。
一瞬にして、胸が高鳴った！
もしかして、息子には御縁の無かった☆☆中学校から
繰り上げ合格の知らせかも！！
ドキドキ ドキドキ
ものすごく緊張しながら電話に出ると
〇〇〇〇中学校からの電話だった。
先日、入学辞退届をFAXした学校さんだったのだが、
生徒名が保護者名になってしまっているので、
再度FAXして欲しいとの内容だった。
す、すみません…
息子の名前を書かなきゃなのに、母さん自分の
名前を書いてしまったようです。
そんなワケで再度書類に記入をしてFAXしたよ。
〇〇〇〇中学校の繰り上げ合格を待っている方に
バトン渡れ～！
一人でも多くの受験生が笑顔になれますように！
夕方、夕飯の準備をしながら ふと思ってしまった。
私自身、息子が御縁の無かった中学校からの電話を
待っているのかもしれないって。
進学先が決まり、入学金の支払いも 入学手続きも
済んでいるのに、どこかで期待しているのか私？
あきらめきれていないのか私？
思いがけず、知らない番号からの電話をもらって
秘めていた感情に気が付いてしまう。
そんな贅沢な想像は止そう…
もう息子の中学受験は終わったのだから…
