父さんの分析力
息子と険悪な関係になってしまったのを後悔して過ごした
昨日の母さん。
関係を修復すべく、暴言を吐いたことを謝って一応仲直り。
そんな事を全く知らない父さんが、昨日は久々家にいたので、
良かれと思って、成績が上がった話を息子に聞こえるように
父さんに報告。
そうしたら、普段はあまり息子の成績に興味を示さない父さんが
珍しく、成績表を見てみようかなと言い出して、合格判定模試の
結果に目を通しだした。
しばらく成績表を見ていたと思ったら、
『4教科合計偏差値が2上がって喜んでいるみたいだけど、
算数の偏差値は3下がっているぞ、どうした?』と言い出した。
あれ?本当だ…
『平面図形が全然ダメだね。面積と長さの問題は、全体の正答率
にくらべて…… 続 ……平面図形と比の問題は、…… 続 ……
今週は、平面図形を基礎からやり直してみたら?』
的確なアドバイスに、息子も素直に
『うん。オレ平面図形苦手なんだよね。でも、やってみる!』と従う。
『偏差値とか、塾内の順位とか、そういう見方じゃ浅いんじゃない?
上がった下がったは出た問題によるし、それよりも出来ない分野を
自覚して、単元ごとつぶしていかないと、いつまでたっても弱点のまま
解けないで終わるよ。』
本当にそうです よね。。。
数字にとらわれていたらダメなんです よね。。。
偏差値の上がり下がりで一喜一憂していたことを指摘されたので、
複雑な気持ちになる母さん。
理科と社会で点数を稼いでいる息子に、国語と算数がいかに大事かを
教えてあげる父さん。
とにかく算数だ!と念を押す父さん。
4教科合計偏差値と2教科合計偏差値を比較して、ちょっと開きが
あり過ぎなんじゃないの?
もう少し算数に時間かけてみようよ、と息子にアドバイス。
『カード作りもいいけどさ、子供じゃ分析なんて出来ないだろうから、
的確な指示を出して、弱点克服できるように誘導したらいいのに…』
そう母さんにも 皮肉 アドバイスを言い残して風呂場に消えた父さん。
うぅ…
ぐうの音も出ない。とは、こういう時の事をいうのだろうか。
的確な指示、お前が出せ!
算数は教えられないんだよぉ。。。涙