やっぱり受験生に揚物は禁物かもしれない
先日の息子の歯医者騒動に続き、今度は母さんが
ひと騒動 起こしてしまいました。
昨日の夕飯の話です。献立は、筑前煮と茶碗蒸し、
ほうれん草の胡麻和え、しらす、お味噌汁…
完全なる和食メニューでした。
テーブルに並べながら、あまりにも地味かしら？
塾の自習室で頑張って勉強してきた息子がガッカリ
しちゃうかしら？
なんて思ってしまって、急遽エビフライを揚げたの。
こういう追加の時の揚物は冷凍よ！
COOPさんで買った大きなエビフライってヤツ、
あったよね～ なんて思って、追加することに。
揚げたてを食卓テーブルに並べて、いただきまーす！
って食べ出したんだけど、エビフライは急遽追加した
ので、揚げたての熱々だったの！
ハフハフッ言いながら 食いしん坊の母さんが一口
食べたんだけど、熱すぎて あまり噛めなくて、
そのまま飲み込んだの。 これが全ての始まりだった！
！！！！ 痛い ！！！！
喉に違和感を感じて、洗面所で吐き出そうとしたけど
出てこない。
出てくるのは、どす黒い血の塊と 真っ赤な血が
サラサラ流れ出てくるの。
エビフライの尻尾が喉に刺さってケガをするとか、
魚の骨が喉に刺さって痛いとか聞くけれど、
身の部分を一口しか食べていないから、それは無い。
揚物の衣で怪我？ そんなことある？？？
意外と肝っ玉母ちゃんタイプの私。
出産よりも痛い手術を経験したことがあって、
ちょっとや そっとじゃ痛がらなくなったし、
血が出ても多少平気って思ってしまう性格なので
んーー、どうしよっかな、と考えていたの。
そこに息子が『大丈夫？』と現れて、真っ赤に
染まった洗面台を見て、アワワワ 焦りだした。
下を向いていると、血がタラタラ流れ出てくるし
流石に これマズイかしら？と不安になりつつも、
『大丈夫だから、ご飯食べちゃいなさい！』
そう息子をたしなめて、リビングに追いやる。
母さんは、救急センターに連絡をして、症状を話すと
念のため病院で診察を受けた方がいいね、と言われる。
しかも、この時間は、桜木町の救急センターしか
耳鼻咽喉科やっていないと言うから、悩むところ。
近くの大学病院の救急に行けるんだったら、病院に
行くけどさ、桜木町か…
あそこ、内科もあるから、インフルエンザで急に
発熱した人とか来ているんじゃないの？
インフルもらう危険があるなら、嫌だけど！！
なんて思ったら、行きたくなくなってしまった。
相変わらず、血がドンドン出てくるし、痛みもある
から、仕方なく用意を始め、息子の夕飯をせかし、
夕飯の後片付けをしていたら、だんだん血の味が
しなくなってきたんだ。
このまま出血が止まるなら、朝一番で地元の耳鼻
咽喉科で良くない？
衣が刺さったなら、ふやけて取れそうだし、夜に
子どもを一人置いて病院行くの嫌だし…
(父さんは飲み会で、おりませぬ。)
絶対インフルもらうのだけは勘弁だよ！！と、
決意も固まったので、救急病院に行くのをやめて
本日朝８時３０分、文字通り朝一番で、地元の
耳鼻咽喉科にお世話になってきました。
予想以上に厄介で、鼻の穴からファイバースコープを
突っ込まれたり（しかも左は途中で止まり、右で再度
挑戦）舌をこれでもかって、下に押されたりしたもん
だから、オエオエするし、涙は出るし、もう最悪。
けっこう大変だったよ。
これ息子じゃなくて本当に良かったわ～。
結局、喉がザクッと切れたのでしょうね、という痕跡が
見つかっただけで（もう傷口は閉じている）、何かが喉に
刺さっているような代物は見当たりませんでした。
『喉の痛みは、しばらく続くので耐えてね。』と先生に
言われた通り、唾を飲み込んでも、お水を飲んでもまだ
痛みがあります。
おしゃべりも辛いので、息子にヤイノヤイノ言えません。
受験直前期、母親がやかましいと子供に良くないから、
神様があえて、母さんに試練を与えたのでしょうね。
『受験生は、生モノと揚物、油ものは控えなさい』という
世の中の常識を受け入れない我が家に、身をもって体験
することで お示しになられたのだと思います。
神様、母さんがバカでした。
受験生の母として、もっと努力しますので、どうか息子を
第一志望校へお願いします。アーメン。
皆様も アツアツの揚物を食べる時には 気を付けてね！
