『やるじゃねぇか!』
息子の話ですが、試験前までに 提出しなければ
いけない提出物の準備で 数日大変そうでした。
中でも、技術の授業の製作は ギプスで片腕を
固定している息子には ちょっと厳しいよね。
等角図からキャビネット図を起こし、カッターで
カットして(ハサミは使用不可)立体を作るの。
等角図の寸法を一所懸命計算して、あーでもない
こーでもないと 騒ぎながら 数倍の大きさの
キャビネット図にするのだけれど、片手で定規を
押さて、もう片手で線を引くのが難しい状態。
見かねて『やってあげようか?』と声をかけたの
ですが、『過保護はやめて!!』と拒否されて
しまいました。 笑
それから2時間近く『あー曲がったー!』とか
『また失敗した!』とか 残念な息子の叫びが
続き、やっと静かになったと思ったら、すごい
満面の笑みで息子が作品を見せにやって来たよ。
『やっと完成したよ!』
そう話す息子の姿を見て唖然。
あの…
ギプス …
ギプスはどうした?
『これあると邪魔で出来ないから、外した!』
『痛いけれど、出来ないんだもん、仕方ない!』
と、あっけらかん。
駄目じゃん!
いや、ダメじゃないのか?
エライのか?
ちょっと色々分からなくなる母さん。
怖いから、息子の腕を 急いで包帯グルグル巻き
にしてやりました。
そんなこんなで、ギプスまで外して頑張って
作った立体を技術の先生に提出した息子。
作品を見た先生が、『やるじゃねぇか!!』と
誉めてくださったらしい。
勝手にギプスを外したり、決して褒められたもの
じゃないけれど、技術の先生に褒めてもらえた
みたいで 息子は とっても満足そう。
男子校の先生って、兄貴分っていうか、兄貴肌って
いうか、若い先生の中には 褒め方が『べらんめえ
口調』の人がいるんだなぁ、と思ったら ちょっと
面白くて笑っちゃった!!
お子さんの通われている学校にもいますか?
べらんめい口調で褒めてくれる先生! 笑