お願い、母さん! Part.2
お願い、母さん! に続きがあった話。
息子を塾まで無事に送り届けたと安心したのもつかの間、
今度は携帯に息子から着信。
『机の上にプリントあるから、緑の算数 持ってきて。
お願い!!母さん!!もう授業始まるから切るね。』
まだ家に帰ってないってのに、今度は忘れ物かよ…
そんなの知らないよ。
先生に怒られろ!
そうプンスカ怒りながら家に帰った母さん。
もちろん、忘れ物を届けてあげるつもりは一切ない!
でもな…今日、算数2コマあるんだよな…
宿題あんなに頑張っていたしな…
明後日 受験初日、それまで穏やかに過ごしたい…
結局、忘れ物を届けてあげようかなって気持ちに傾いて
家に帰った。
でもね…
息子の机を見てビックリ!!
プリントありすぎて、どれか全く分かりません!!
この山の中から、緑の算数 探すわけ???
一番下と真ん中あたりに緑ありますけれど、それですか?
もーーーー!!
プンスカどころじゃなくなって、ブリブリ怒りながら、
緑の算数とやらを探した母さん。
しかーし! 緑の算数ってものが存在しない!!
で、結局どうしたかって?
このプリントの山をですね、キャンパスバッグに詰め込んで
お昼の時間に塾までお届け。(親バカです…)
塾の小さな教室のテーブルをお借りしまして、息子自ら
緑の算数を捜索しましたとさっ。
そんなワケで、午後にあった算数の授業2コマを無事に
受けることが出来た息子。
感謝しろよー!とは言いません。
その代わり、明後日の受験で合格して一度安心させておくれ!!
3回続いた『お願い、母さん!』の次は、『お願いね、息子!』
しっかり頼むよ。お願いね!!
昼休み、塾の担任の先生に『付属にも出願予定ですか?』と
声をかけられてしまい、『あっ……その、駅伝見てて…』と
しどろもどろで答えてしまった話は、また次回。。。