chocokuro325のブログ

2017中学受験にチャレンジした我が家のあれやこれや

傘を忘れて大冒険

昨日の話になりますが…

 

 

いつものように、息子と仲良しくん2人で電車で下校中、

おしゃべりに夢中で はっと気が付くと 既に電車が

自宅のある駅に到着寸前だったんだって。 

慌てて電車を降りる息子と仲良しくん。

 

 

『乗り過ごすところだったね!』

『危なかったね!』

 

 

そう話しながらホームに降り、ほっとしたのもつかの間、

2人揃って 傘を電車の中に忘れてしまっていることに

気が付いたそうです。

2人席に座っていて、イスの手すりに傘をひっかけて

そのまま忘れて降りてしまったのだ!

 

 

困った2人は駅員さんに相談。

駅員さんは、2人の乗っていた電車を調べてくれて、

『終点の駅で係の人が忘れ物を確認するから、30分後

 もう一度聞きに来てくれる?』と親切に教えて下さった

そうです。

 

 

30分、ホームのベンチでおしゃべりしたり、本を

読んだりしながら待って、再度駅員さんに確認に行くと、

2人の傘は電車内に残されたままだったことが判明。

そのまま終点の駅で保管されることに!

 

 

はてさて どうしましょう??

学校のある方向とは逆の終点の駅。

自宅のある駅から結構遠いよ終点の駅。

普段全く使わないので馴染みのない終点の駅。

 

 

もちろん定期では行けないので、パスモの残金を確認し、

お財布の中の小銭もチェック(息子は手持ち44円、笑)

終点の駅まで往復できる金額があることを確認して、

2人で傘を取りに行くことにしたそうです!

 

 

携帯電話を持っていない息子と仲良しくん。

ここで初めて「親に電話しておいた方が良いね!」と

気が付き、公衆電話から連絡をくれました。

 

 

『今、駅にいるんだけれど、これから〇〇駅に傘を

 取りに行ってくるから、1時間ちょっと遅くなるね!』

もはや楽しそうな声。 

遠足か?と思うほど、ウキウキしてる感じ。

 

 

絶対に1人じゃ終点の駅に傘を取りに行ったりしないの

だろうけれど、仲良しのお友達と2人だもんね、もはや

大冒険だね。

 

 

そうして、息子達は 学校とは逆方向の電車に乗って、

終点の駅まで傘を取りに行ってきましたよ。

 

 

自分の忘れた傘を引き取るのに、身分証明書が必要で、

生徒手帳を提示しなければいけなかったことに大変

驚いた2人。

生徒手帳の新しい使い方も学んだようです。

 

 

最初は5時に駅に帰ってきていたのに、最終的に7時を

過ぎちゃって、決して褒められたものじゃないけれど、

2人で一所懸命考えて、勇気を出してみたことは評価

してあげたいと思います。

 

 

初めての経験をして 少しだけ誇らしげに 帰って

きた息子。

まだまだ雨の日は続くので、傘の置き忘れに注意してね!

 


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パスモで ちゃっかりジュースも買ったところが

息子らしくて それでもって憎らしい。笑